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気ままに【らき☆すた】【けいおん!】【GA 芸術科アートデザインクラス】の自作小説を書いてます。同人的要素、百合的要素を含みます。苦手な方、嫌悪感を抱く方は見ないことをお勧めします。この中にある小説のいくつかは らき☆すたエロパロスレ または らき☆すた つかさ×こなたに萌えるスレに投下した作品です。
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らき☆すた小説304
『油断大敵、けの用心』
かがみ×みゆき

みゆきさんが一番変態っぽい








目の前には、準備万端と言わんばかりに眼鏡を外したみゆきの顔。
そして背後はスプリングのきいたみゆきのベッド。
私も運動音痴ではないとは思うが、みゆきは平均以上の運動音痴神経の持ち主で、しかも身長も高いので、ベッドに押し倒されると簡単には抵抗できないのは当然と言えば当然である。
いつもならば、恥ずかしいがなんだかんだ言いつつ受け入れるのだが今回は受け入れられない事情があった。
近づいてきたみゆきの口元を両手で押さえると、本気で拒まれる理由が分かってないのか目をパチパチさせながら私の手のひらを唇で挟んでくる。

「ひゃっ!」

割と皮が薄い手のひらに熱い舌先が触れるとくすぐったいやら何やらで思わず手を引っ込めた。
すると私の肩をベッドに押し付けていたみゆきの手が離れ、今度は手首を押さえつけてくる。
あ、これマジなやつだ、本気で抵抗しないと。
「み」と、みゆきの名前を呼んだ矢先にキスされた。
舌を入れられはしなかったが唇を吸われるバードキスで八割の抵抗の意思を削がれ、口の端、頬、耳の下、耳の裏とみゆきの唇が移動するたびに残り少ない抵抗の意思も消えてゆく。
私の力が抜けていくのを確認してか、手首の拘束が離れて私の頭を撫でてきた。

「だ、だめ……!」

みゆきを押し返す力はもうないので、みゆきの制服を握りしめてゆっくり首を振る。
みゆきは「どうしてですか?」と尋ねながらも私の制服を脱がすために胸元のボタンを外してきて。

「ダッ……ダメって、言ってるでしょ!」

みゆきを押し返す力はない。
グルッと反転させるのもできるわけがない。
必死の抵抗として出来たのが、みゆきの両頬を両手で挟むように叩くだけだった。
ッパーン‼︎ と、ムードにそぐわない乾いた音がみゆきの部屋に響く。
力も入ってないわけだし、そんなに痛くするつもりもなかったけど、音が予想以上に響いたせいで私もみゆきも動きが止まった。

「あ、ご、ごめん、みゆき……」
「かがみさん……そんなに、嫌ですか?」

今まで私の肌をくすぐっていたみゆきの唇が小さく怯えたように言葉をこぼす。
そんな表情をさせるために止めたわけではないので私は先ほどされたようにみゆきの頭を撫でながら、でもそこまで言いやすいことでもないので視線はみゆきから逸らしつつ。

「あの、その、今日は、用意できてない……から」
「……用意、とは?」

いくら身体を重ねた事がある関係とは言え、全てを大っぴらに言うのが恥ずかしくないわけではない。
そもそもこの勉強会はみゆきの部屋、私の部屋とを交互に集まっているが、それは前日の内に予定を決めている。
勉強会なんだから勉強はもちろんしているが、その後こうなるのは最早決定事項だから色々と準備が出来る。
だが、今日はそうじゃなかった。
現国の長文問題で理解できないところがあり、そこを昼休みにみゆきに聞いたら今日の内にみゆきの部屋で勉強会が決定した。
だから、つまり。

「……毛の処理が、できてない、から」

空気が凍えたかと思った。
いや、まぁ、言い訳するわけじゃないけどそんなボーボーに生えてるわけじゃない。
でも触って分かるのなら、色々触られる身としては頑固として拒否したいわけで。

「いつも、そういう事があるかもしれないって思って準備してくれてたんですか?」

有無を言わせず押し倒してくる人が何を言ってるんだと思うが、私も準備してる時点で期待しているようなもので。

「ちょ、みゆき、なんでまた脱がそうとしてくるわけ!?」
「さっきの恥ずかしがっているかがみさんが可愛くて我慢できそうにありません」
「剃ってないって言ってるでしょ!?」
「なにか問題が?」
「ありまくりよ‼︎」

「お気になさらずに」なんて、背後に変態の気配を携えたまま私の制服のボタンを外してくるみゆき。
こうなったら、せめて腕を上げたりするものか。
脇を見せたりするものか。

がっちり決意してみゆきのキスを受け入れたけど、幸せそうなみゆきにちょっと油断してしまい、結局変態の気配まで受け入れてしまう自分もまぁまぁ嫌いじゃない。
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